福岡県町村会

こうげまち 上毛町

上毛町

「九州一輝く町へ!」をスローガンに掲げ、魅力的な町づくりを行っています

上毛町は、福岡県の東端に位置し、西は豊前市、北は吉富町、東から南は大分県中津市に、それぞれ接しており、東西を山国川、佐井川に挟まれ、山間部に向かい三角形に広がった形状をしています。山間部を除いて起伏は少なく、概ねなだらかな田園地帯です。総面積は62.44㎢です。
地理的に、福岡県、大分県の県境に位置しているため、生活面においては、中津市を中心とする生活圏を共有しています。
気候は穏やかな瀬戸内型に属し、九州で最も雨の少ない地域のひとつとなっています。
地目別には森林が約62%、耕地が約17%と、田園と林野を主体に、緑が多く残された土地利用形態となっております。
大分県との境界部を流れる山国川と雁股山、大平山を中心に広がる豊かな緑、そこに点在する棚田、岩屋の滝、町の中央を流れる友枝川や里山といった自然資源に恵まれるとともに、大分県中津市に隣接する立地条件から、都市としての利便性、住み良さも有しています。このように自然・田園・都市が近接・共存する上毛町は3つの良さを享受できる恵まれた生活環境にあるといえます。

  • 道の駅しんよしとみ

    道の駅しんよしとみ

  • 大平楽

    大平楽

  • ゆいきらら

    ゆいきらら

人口 7,386人
面積 62.44km²
URL http://www.town.koge.lg.jp/
産業 一次産業就業者数310人
二次産業就業者数1,064人
三次産業就業者数2,050人
名産 柿、いちじく、ゆず、スイートコーン、レモン、米、ブルーベリー、アスパラガス、味噌、漬物、ナポリピッツァ

Access

周辺のイベント

松尾山のお田植祭
松尾山のお田植祭

実際に田植えをしているかのような所作の数々に見入ります

松尾山のお田植祭

4月19日直前の日曜日

松会を行う山伏は色衆と刀衆とに分けられます。色衆は畦塗りや代掻きなどから構成される「田植行事」を行い、五穀豊穣を祈願します。一方、刀衆は「刀行事」の中で薙刀や鉞を振り、天下泰平を祈願します。

新吉まつり
新吉まつり

企業と地域が一体となって行われる手づくりのお祭り

新吉まつり

9月上旬

秋の訪れを告げる「新吉まつり」は日立Astemo(株)九州工場・日本プラスト(株)九州工場共催、上毛町が後援して開催され、企業と地域が一体となって行われる手づくりのお祭りです。歌謡ショー・模擬店・車輌展示・抽選会が行われ、フィナーレは花火で締めくくられます。

こうげ大池灯りの祭典
こうげ大池灯りの祭典

竹灯籠のあたたかな光と煌めくイルミネーションが大池を囲みます

こうげ大池灯りの祭典

10月中旬~下旬(イルミネーションは1月中旬まで点灯)

上毛町の観光拠点である大池公園に約1,500個の灯籠と15万球のイルミネーションを設置し、幻想的な空間の中でステージイベントなどを実施します。

周辺のスポット

友枝瓦窯跡
友枝瓦窯跡

奈良時代に造られた登り窯

友枝瓦窯跡

奈良時代に現在の町立南吉富小学校付近に建立されていた垂水廃寺へ瓦を供給するために造られた地下式の有階有段登窯です。内部には瓦を置くため、階段状の段が17段設置され、最上部に煙出しの穴が二つ開けられています。朝鮮半島の新羅系や百済系の瓦が出土しています。

唐原山城跡
唐原山城跡

謎の多い山城跡

唐原山城跡

7世紀中頃に築造されたと考えられる山城跡です。自然の山を利用した城で、北部九州で12の城が確認されており、その中の1つです。朝鮮半島における唐・新羅の連合軍による百済滅亡を軸に展開した東アジアの動乱に対処するため、大和朝廷が敷いた国防ラインであると考えられています。

穴ヶ葉山古墳
穴ヶ葉山古墳

山国川流域屈指の巨大石室墳

穴ヶ葉山古墳

山国川流域屈指の巨大石室墳です。墳丘の直径約30mの円墳で、周囲には馬蹄形の周溝が巡らされています。内部の石室は巨大な一枚岩により造られ、全長は約10mあり、壁面には鳥や木葉、人物などが描かれています。出土した遺物から6世紀末から7世紀初め頃に築造されたものと考えられます。

大ノ瀬官衙遺跡
大ノ瀬官衙遺跡

奈良時代の豊前国上毛郡役所跡

大ノ瀬官衙遺跡

奈良時代の郡役所跡です。律令期にこの地域は豊前国上三毛郡の中心として郡役所が置かれ、郡内の政治・行政の中心でした。遺跡としての保存状態が良いことから、建物が配置された様子が分かり、具体的な構造を知ることができます。

周辺の名産・特産品

川底柿

古来から連綿と続く幻の柿

川底柿

川底柿は、豊築地区原産で古くから栽培されている渋柿です。4本の縦溝が特徴で、種も少なく非常に高い糖度を持ち、「あおし」という技法をもちいて渋抜きすると、甘柿とは違った独特の甘みを味わうことができます。また、干し柿にも最適で、古くは小倉藩主細川忠興公にも献上されたという記録もあるほどの名産品で、古来から連綿と続く幻の柿といわれています。

レモン

太陽のように鮮やかな上毛町産レモン

レモン

令和元年に上毛町レモン研究会を立ち上げ、国産レモンの栽培に取り組んでいます。一つ一つの果実は外国産と比べても大きなものが多く、とてもジューシーな味わいがお楽しみいただけます。レモンの涼やかなイメージから夏の果物のイメージが強いですが、レモンの旬は11月から12月の冬の時期です。今後も上毛町の特産品として多くの皆様にご賞味いただけるよう上毛町を上げて増産に励んでいます。