等覚寺の松会
毎年4月の第3日曜日に白山多賀神社境内で行われる修験道の祭礼行事です。約千年の歴史があるといわれています。子どもたちによる田植行事や、長刀舞、鉞舞などの刀行事の後、約11メートルの松柱に登って、日本刀で大幣の竹を切り落とす幣切り行事が行われますが、この行事は等覚寺にしか残っていない貴重なものです。平成10年(1998)には国の重要無形民俗文化財に指定されました。
開催期間 | 毎年4月第3日曜日 |
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開催場所 | 白山多賀神社 |
交通手段 | 当日は西部公民館等から無料シャトルバス運行 |
主催者 | 等覚寺の松会保存会 |
お問合せ | 苅田町役場生涯学習課 まちの歴史担当 TEL:093-434-2212 |
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石塚山古墳
石塚山古墳
古墳時代前期に造られた前方後円墳でこの時代に造られた古墳では全国屈指の規模を有し、墳丘の長さは約130mと推測されます。昭和60年に国の史跡に指定されています。江戸時代に三角縁神獣鏡が出土しており現在、7面が宇原神社に所蔵されています。また、昭和62年の調査で後円部に竪穴式石槨が確認され、銅鏡片や琥珀の勾玉、冑、鏃などが出土。出土品は町の考古資料に指定され、苅田町歴史資料館に展示されています。
等覚寺の棚田
等覚寺の棚田
白川の山口・谷地区から山道を登っていくと、標高300メートルの位置に等覚寺の棚田があります。平成4年に農林水産省から農村景観百選に選ばれました。9月中旬には彼岸花、9月下旬にはソバの花も咲き、棚田を美しく彩ります。また、最近はコスモスも植えられています。また、松会味噌や松会漬などの特産があり、地区内の直売所で買うことができます。
青龍窟
青龍窟
昭和37年に国の天然記念物に指定された、全長約3km、平尾台最大規模の鍾乳洞です。昭和51年には、ナウマンゾウの頭蓋骨化石が出土しました。普智山等覚寺の奥の院として修験道の修行場になっていた歴史があります。また、洞窟内に住んでいた土蜘蛛を景行天皇が退治したという伝説や、豊玉姫の伝説が伝わっています。洞口ホールには、豊玉姫を祀る祭壇があります。(洞口ホール以外の洞内へ入る場合は、事前に届出が必要です)