筑前町
筑前町は、平成17年3月22日に旧夜須町と旧三輪町の合併により誕生した町で、福岡県の筑紫平野の北部に位置し、面積約67km²、人口約2万9千人の町です。古くから米・麦・大豆を中心とした農業地帯であり、福岡都市圏や久留米広域圏に隣接している住みやすい町です。
人口 | 29,591人(令和2年国勢調査人口) |
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面積 | 67.10km² |
URL | http://www.town.chikuzen.fukuoka.jp/ |
産業 | 一次産業就業者数1,115人 二次産業就業者数3,837人 三次産業就業者数10,153人 |
名産 | 黒大豆(クロダマル)、大豆(フクユタカ)、きず(木酢)、 米、麦、なし、いちご(あまおう)、 ナス、キュウリ、大豆加工品、焼酎 |
周辺のイベント
食べて!笑って!元気な町ちくぜん!
ど~んとかがし祭
11月初旬
自然の恵みに感謝し、収穫を喜ぶ筑前町最大のイベント「ど~んとかがし祭」。 “食と農”をテーマに、曽根田川流域の田園風景に囲まれた「安の里公園」を会場にたくさんの人出で賑わう町一番のお祭りです。 毎年話題になる「巨大わらかがし」の精巧さと迫力は、多くのメディアでも取り上げられるほどの見ごたえです。
周辺のスポット
戦争の記憶を留める、伝えていく
筑前町立大刀洗平和記念館
戦前、この地には旧陸軍が東洋一を誇った大刀洗飛行場を中心とする一大軍都が存在し、歴史的な役割を果たしながら大きく発展していきます。しかし、昭和20年(1945)3月、米軍の大空襲により壊滅的な被害を受け、民間人を含む多くの尊い命が失われました。 また、この飛行場は特攻隊の中継基地として、数多くの若き特攻隊員たちの出撃を見送った場所でもあります。 ここでは大刀洗飛行場の概要や、航空技術の発展、空爆や特攻に関する歴史を伝えるため、当時の貴重な資料を展示しています。現存する唯一の「零式艦上戦闘機三二型」、「九七式戦闘機」に加え、「震電J71W」の実物大模型の展示、シアターでの映像上映や朗読、また毎年3月27日には「ピース・キャンドル」を行い、全国に平和の大切さを訴え続けています。
「地産地消」の美味しさに触れる
筑前みなみの里
道の駅「筑前みなみの里」の直売所は地元の新鮮な野菜が揃い、夕方にはほぼ売り切れるほどの人気ぶりです。併設ショップの手みやげやさんではジャムやドレッシングなどの加工品やスイーツがそろいます。 レストランでは地元の農産物を使った料理を味わうことができ、ドライブの休憩所としてもたくさんの人に利用されています。
周辺の名産・特産品
健康と美味しさの「筑前クロダマル」
筑前クロダマル
クロダマルは、九州を主とした暖地向けに育成された大粒の黒豆品種です。表面に光沢があり、やさしい甘さが特徴。茹でた黒豆は、まるで栗のような味わいです。きなこにすれば、砂糖を入れていないのにほんのり甘く香り豊か。 筑前町の豊かな大地と確かな栽培技術、そして心をこめて育てて出来たのが「筑前クロダマル」です。
秘伝の製法でさとうきび本来の味を追求した「ちくぜん黒糖」
ちくぜん黒糖
沖縄から福岡に渡り広まったさとうきび「羽犬塚在来種」を使って筑前町で製糖された「ちくぜん黒糖」。 秘伝の製法で作られた黒糖は雑味がなく、完全無添加のため優しい甘みとほのかな酸味が特徴です。 カルシウムやミネラルが豊富で、肥満改善、脳の疲労解消や血液サラサラ効果があると言われています。 有機栽培で減農薬なので、お子様からお年寄りまで安心して食べていただけるようこだわって作られた黒糖です。