障子ヶ岳城跡
障子ヶ岳の山頂にある中世の山城跡で、14世紀前半に足利統氏が築城したと伝わります。天正15(1587)年まで存続したことが確認されています。
この城を舞台とした最後の戦いは、秀吉の九州平定に先立つ前哨戦で、秀吉の軍師、黒田官兵衛が九州でのデビューを果たした戦いの舞台となりました。
住所 | 福岡県京都郡みやこ町勝山松田 |
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交通手段 | 行橋駅より太陽交通バスで約30分(田川・香春町方面行き)・下車後、徒歩約60分 |
料金 | 無料 |
お問合せ | みやこ町歴史民俗博物館 TEL:0930-33-4666 |
Access
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周辺のスポット
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