広川町
久留米絣、フルーツなどの農産物、そして工業団地ともの作りが息づく町
広川町は福岡県の南西部に位置する、人口約2万人の町です。九州自動車道と国道3号線が町内を南北にはしり、広川S.A及び広川I.C有するなど交通の便に恵まれています。比較的温暖な気候と一級河川筑後川水系「広川」の美しい水により、いちご・梨・ぶどう・桃などの果物や電照菊や西日本一の生産量のガーベラ等の花き、そして八女茶など農業が盛んです。また、国の重要無形文化財に指定されている「久留米絣」の最大の生産地であり、福岡県知事指定特産工芸品に指定されている「八女すだれ」の生産地であるなど、伝統の技が受け継がれている町でもあります。さらに、立地の良さから工業団地と産業団地を有しており、多くの産業が町内で生み出されています。
人口 | 20,183人(平成27年国勢調査人口) |
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面積 | 37.94km² |
URL | https://www.town.hirokawa.fukuoka.jp/ |
産業 | 一次産業就業者数 1,079人 二次産業就業者数 2,250人 三次産業就業者数 5,716人 |
名産 | いちご、梨、ぶどう、桃、茶、花き(電照菊、ガーベラ)、久留米絣、八女すだれ |
周辺のイベント
九州最大級の絣のお祭り、着て、見て、触れて約200年の伝統
広川かすり祭
9月第2土曜・日曜日
久留米絣を中心にその他工芸品や特産物の展示・販売が行われます。屋外ステージでは2日間を通し、かすりのファッションショーや反物巻競争などが行われ、見所満載!毎年全国各地からも多くのお客様がいらっしゃいます。
広川町最大のイベント!音楽・ダンス・物産など多彩な催しで賑わいます
広川まつり
10月第3土曜・日曜日
前夜祭・本祭と2日間を通して行われます。前夜祭では、「ワイドリバー音楽祭」と銘打って様々な音楽イベントが行われます。本祭では各種団体によるパフォーマンスショーやステージショーなど多彩な内容で毎年たくさんの人でにぎわいます。
見て、作って、味わって。古(いにしえ)のロマンを感じる広川の祭典
ひろかわ古墳まつり
11月第2日曜日
広川町古墳資料館を中心に、直弧文彫り体験、バルーンアート体験等の体験型学習のにベントに、広川の古墳にまつわる紋様を作品に落とし込み、アクセサリー等として販売したミニ古代マーケット等の盛りだくさんのイベントです。
福岡県水の百選にも選ばれた薬師の霊水を使用、豊かな自然の中で涼を感じる
逆瀬谷薬師堂そうめん流し
7月最終日曜日
逆瀬谷薬師堂の冷水を使って行われるそうめん流しで、無料でそうめんと郷土料理が振舞われます。竹製の器で美味しいそうめんを食べて、山里のやさしい雰囲気と涼を味わいましょう!
周辺のスポット
古代のロマンと古墳文化を体感できる施設
広川町古墳公園資料館(こふんピア広川)
国指定史跡八女古墳群の中でも有名な石人山古墳、善蔵塚古墳、弘化谷の3つの古墳のうち、石人山古墳、弘化谷古墳を公園内に整備し、資料館として開館。古墳公園内にある石人山古墳と弘化谷古墳を理解するための遺物展示と説明を中心に、広川町内遺跡から出土した多彩な遺物なども展示されています。
県内最大級の水車がゴットンと音を立てながら回転する
逆瀬ゴットン館
直径7mの県内最大級の大きな水車が「ゴットン、ゴットン」と音を立てながらゆっくりと回転しています。隣接する水車そば「さかせ」では水車で挽いたそば粉を使用した、コシのある手打ちそばを味わうことができます。
四季折々の姿をみせる自然と人工物がとけあったダム公園
広川ダム(広川ダム公園)
広川ダム公園にはダムに流れ込む川を利用した小川や広い芝生公園、ダム周辺の景色を一望できる展望台があり、春には満開の桜、初夏には蛍、秋には紅葉と四季折々に楽しめます。また野鳥の声や森林浴が楽しめ、魚釣りスポットとしても人気です。
久留米絣を中心に地元の特産物やカジュアルフードを販売
ひろかわ藍彩市場、里カフェまち子のおやつ
ひろかわ藍彩市場では、久留米絣を中心に八女茶や手焼きせんべいなど地元の特産品を展示販売しています。また、観光案内所として町内の案内も行っています。里カフェまち子のおやつでは広川特産の美味しいフルーツと八女茶をメインに使用したスイーツやドリンク、カジュアルフードをフードコートスタイルでご提供しています。
周辺の名産・特産品
世界に誇る苺の王様「あまおう」、全国有数の産地です
あまおう
「あまおう」は福岡県の生産者のみが生産できる苺で、日本全国のみならず海外でも人気の品種です。特に広川町のあまおうは甘酸っぱさのバランスが良く、みずみずしいのが特徴です。また、県内トップクラスの生産量であるとともに、歴代数々の賞を受賞するなど全国有数のいちごの産地として有名です。
フルーツ王国広川、新鮮なフルーツが1年中楽しめる
フルーツ
広川町は県内でもトップクラスのフルーツ王国!中でも、いちご、ぶどう、梨、桃の生産量が多くどのフルーツも絶品です。是非一度広川のフルーツを味わってみてください。
日本三大絣に数えられる久留米絣の工房が最も多く残る
久留米絣
広川町は、国指定の伝統工芸品『久留米絣』の工房が最も多く残る町。完成までに30もの工程があり、熟練の職人さんが着物1反作り上げるまでに2か月以上かかります。職人さんたちの丹念な手仕事により、自然素材「木綿の持つ風合い」が生かされた精巧な美しさが特徴です。
八女地域の天然素材と伝統技法で毎日の暮らしに心地を感じさせる
八女すだれ
福岡県知事指定特産民工芸品で八女地域の天然竹を使用した室内装飾用のすだれ。竹皮の表裏や節を揃え、色合いや模様を美しく表現するのが特徴で、現在でも職人の手作業で竹ひごを丁寧に一本一本そろえて編み上げています。あの万葉集にも詠われた日本特有の伝統工芸品です。
見ているだけで元気をもらえる、広川は西日本一の産地です。
ガーベラ
広川町は、ガーベラの生産量が西日本1位で生産品種は約160種ほどあります。ガーベラ選花場では安価でガーベラを購入することもできます。
広川の町おこしスイーツ、上品な苺の風味が広がります
初恋ぶっせ
広川町産の「あまおう」をふわふわのスポンジとクリームに練りこんだぶっせケーキ。ひろかわ藍彩市場人気ナンバー1のお土産です。箱入り対応も可能です。
県内最大級の水車の動力で挽いたコシのある手打ちそば屋
水車そば さかせ
県下最大級の水車の動力を使用し、大きな石臼でゆっくりと時間をかけて蕎麦粉を挽くことで、熱で成分を壊すことなく、蕎麦本来の味と香りを最大限に引き出すことができる。その蕎麦は、とにかく風味豊かで味わい深く、蕎麦に付いてくる四季折々の山野草の天ぷらも絶品です。
藍色の鮮やかな色合い「YAMAMURA BLUE」
藍染絣工房 山村 健
工房は1891年創業。現在4代目の山村健さん。ちくごを代表する伝統工芸品のひとつである久留米絣の昔からの製法を今も受け継ぎ、藍染め、手織りにこだわった絣を丁寧に作っている。最近では久留米絣の魅力を知ってもらおうと、工房見学の受け入れや、染め・織りの体験講習なども行なっている。