添田町
添田町は福岡県の東南部に位置し、南部は北部九州の最高峰英彦山や鷹巣山を境に大分県日田市、中津市と接している。西部は釈迦ヶ岳、大日ヶ岳、戸谷ヶ岳などの山系をもって、朝倉郡東峰村および嘉麻市、田川郡川崎町と接している。
東西13km、南北16kmで総面積132.20km²と県下でも屈指の広大な面積であるが、森林率83%でその大半は南部を中心とした山間地帯、中部の山麓地帯によって占められている。北部平坦地は、町の経済、文化、行政、交通等の中心となり人口の70%が集中している。
また年間の平均気温は12〜14度と低く、平均雨量は2,200〜2,600mmと県下最高の降雨量である。しかし、この自然条件が豊かな森林資源を育て、雄大な景観を持つ英彦山地区が県下有数の休養型観光地としての適地を作るとともに、山間地より流下する清流となって周辺市町村の農作物や飲料水を潤す貴重な水資源を生み出している。
人口 | 8,801人(令和2年国勢調査人口) |
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面積 | 132.20km² |
URL | https://www.town.soeda.fukuoka.jp/ |
産業 | 一次産業就業者数 273人 二次産業就業者数 784人 三次産業就業者数 2,645人 |
名産 | ゆずごしょう、こんにゃく、イチジク、アスパラガス、 英彦山がらがら |
周辺のイベント
英彦山山開き
5月下旬の日曜日
夏山シーズンの到来を告げる英彦山山開き。英彦山山頂(上宮)と英彦山中腹にある英彦山神宮奉幣殿(ほうへいでん)で祈願祭が行われ、登山者の安全を祈願する。 当日は祈願祭後に山頂と奉幣殿で記念手ぬぐいの配布を予定。
ふる里まつり
10月下旬(例年第4土日)
例年2日間で、来場者約3,000人を超えるふる里まつりは、町内の特産品及び伝統工芸品や、姉妹町である北海道美深町の特産品(ジャガイモ、カボチャ)を一堂に会し2日間即売します。また、地元参加者を中心としたステージイベントや、体験型アトラクションなども行い老若男女問わずお楽しみいただけるお祭りとなっております。
周辺のスポット
英彦山神宮奉幣殿
奉幣殿は英彦山霊仙寺の大講堂として英彦山修験の中心的建造物であった。 現在の建物は元和二年(1616年)小倉藩主の細川忠興によって再建されたものである。 明治四十年(1907年)に国指定重要文化財に指定
財蔵坊(添田町歴史民俗資料館)
財蔵坊は国史跡「英彦山」の一つである。 かつての英彦山修験道の山伏坊舎であり、小形ながらほぼ全景をとどめている貴重な建造物である。 現在は添田町歴史民俗資料館として活用。
銅鳥居(かねのとりい)
寛永十四年(1637年)佐賀藩主鍋島勝茂によって建立された青銅製の鳥居である。 鳥居正面の「英彦山」の扁額は享保十四年(1729年)に霊元法皇によって下賜されたものである。 昭和十四年(1939年)に国指定重要文化財に指定された。
旧亀石坊庭園
旧亀石坊庭園は英彦山修験道坊家の代表的な庭園で昭和三年(1928年)に国指定名勝に指定された。 広さ699平方メートルの池泉観賞式の庭園であり、雪舟の作庭と伝えられている。
英彦山修験道館
羽黒山(山形県)、熊野大峰山(奈良県)と並び日本三大修験道の霊場として栄えた英彦山の品々を展示。国指定重要文化財「彦山三所権現御正体」、などの英彦山神宮所有の宝物や、英彦山から出土した「銅製経筒」、「銅製如来立像」などの英彦山にまつわる文化財を多数展示している。
旧数山家住宅
旧数山家住宅は天保13年(1842年)の建築で、寄棟造り茅葺きで床上部と広い土間、厠、倉庫を取り入れた直屋の好例で、この地方の特色をよく現わした建造物であるとして昭和53年(1978年)1月21日文化財保護法により重要文化財に指定された。
手打ち蕎麦 JYOHAN じょうはん
開店して間もない添田町の新しい蕎麦の名所、手打ち蕎麦 JYOHAN(じょうはん)。ランチタイム限定で本格手打ち外一そばをお楽しみいただけます。
買い物や手焼き体験を楽しめる、福岡土産「めんべい」の製造工場
めんべい工場
福岡土産の定番「めんべい」の製造工場です。併設された直営店で、めんべいや明太子のショッピングが楽しめるほか、めんべいの包装過程を見学したり、手焼き体験を楽しむことができます。(手焼き体験は要予約)
添田町の大自然の恵みが揃っている施設
道の駅観遊舎ひこさん
道の駅歓遊舎ひこさんは、福岡県の東南端に位置し、霊峰英彦山の玄関口として多くの方に親しまれています。物産館では豊かな自然に育まれた米や野菜、果物をはじめとする農林産物や郷土色豊かな土産品、陶芸品の販売を行っています。また、物産館のすぐそばにある、こどもわくわくパークは様々な遊具を設置しており、家族連れの方に大変好評です。
霊峰英彦山の麓、添田で森遊び
フォレストアドベンチャー・添田
フォレストアドベンチャー・添田は、子どもからシニアの方まで、大自然のなかで思いっきり体を動かして遊ぶことのできる自然共生型アウトドアパークです。また、遊ぶだけでなく、ワンヘルスを学び、体験できる施設「福岡県ワンヘルス啓発施設(第1号)」に認定されており、施設内の森や、ビオトープ、オサカナカンを見学しながら、森の仕組みや役割、実際に生息する生物に触れて学ぶ環境教育にも力を入れています。