福岡エリア
宇美八幡宮の境内にある樹齢2000年以上といわれるクスの大木(国指定天然記念物)
衣掛の森
樹齢約2000年以上といわれる1本の大きなクスの木です。国の天然記念物に指定されています。応神天皇ご誕生の際に、神功皇后が衣をこのクスの木に掛けられたという伝承からこの名がついたといわれています。
宇美八幡宮の境内にある樹齢2000年以上といわれるクスの大木(国指定天然記念物)
湯蓋の森
樹齢約2000年以上といわれる一本の大きなクスの木です。応神天皇ご誕生の際、このクスの下で産湯を使わせたところ、枝葉が大いに茂り、湯船に蓋をかぶせたように見えたという伝承からこの名がついたといわれています。
神功皇后が應神天皇をご出産された地と伝わる安産信仰の八幡宮
宇美八幡宮
宇美八幡宮は、神功皇后が応神天皇を出産したといわれる地で、敏達天皇の時代(572年~586年)に創建されたといわれています。境内には、助産師の始祖が祭られている「湯方社」、応神天皇の産湯に使ったとされる「産湯の水」、神功皇后が出産された際につかまったとされる「子安の木」「子安の石」など安産に関する言い伝えが数多く残っており、多くの方が安産祈願に訪れています。
伊野天照皇大神宮
「九州の伊勢」と呼ばれ、神殿や建物の配置も伊勢神宮を模して築造されました。天照大神・手力雄神・萬幡千々姫命を祀る由緒正しいこの神社は、近くを猪野川が流れ、夏には涼を求めて多くの人が訪れます。また毎年春には大祭が催され、剣道や柔道の奉納試合に多くの人が訪れます。境内に生える欅の大木は町指定文化財に指定されており、周囲に自生する紅葉は秋の境内を美しく彩ります。※毎月1日と15日に社務所が開いています。
筑豊エリア
桜の名所でもあり境内にある山王石は必見
香春神社
一ノ岳の麓にある香春神社は、新羅の神様「辛国息長大姫大自命」(からくにおきながおおひめおおじのみこと)」を祀った神社で、山王石と呼ばれる大石が見所で桜の名所として知られています。
躍動感あふれる圧巻の流鏑馬は必見
鶴岡八幡神社
鶴岡八幡神社の祭神は、応神天皇・神功皇后・玉依姫命(たまよりひめのみこと)で、約850年前に鎮西八郎為朝が勧請したといわれています。10月に行われる秋季大祭(宮日祭)で流鏑馬(やぶさめ)神事が有名です。
神功皇后とゆかりが深い
鏡山大神社
香春町鏡山のなかの小さな山の頂に鎮座している鏡山大神社。神功皇后が新羅へ出兵する道すがら、現在の鏡山の丘に天の神・地の神を祀って必勝祈願したとされています。
藩庁跡として石碑と石垣が今もなお残っている
須佐神社
素盞嗚命を祀った神社で立派な石垣が特徴です。5月には祇園祭があり飾り山の山鉾は見ごたえがあります。江戸時代初期の慶長年間、初代小倉藩主細川忠興公の崇敬が厚く、弟の香春城主細川孝之公は常に参拝し、小笠原公の崇敬も厚かったと言われています。明治6年に現在の鬼ヶ城に遷座されました。
本殿脇の狛犬と並ぶ猿の石像は必見
現人神社(お申様)
三ノ岳の麓の採銅所に鎮座する現人神社。都怒我阿羅斯等命(つぬがあらしとのみこと)を祀っており、土地の人に「お申様(おさるさま)」と呼ばれ、親しまれています。
仲哀天皇の皇后、応神天皇の母である神功皇后を知る
天照大神宮
神功皇后が仲哀天皇に祟る神を知るため、神託を聞いたと伝えられています。一人の農夫が田畑を耕していた時、1つの鷹の羽が降ってきました。家に持ち帰って、夢の中で「朕は天照大神なり、この地に鎮座する」と言われたため仮殿をしつらい、その後神殿、拝殿が造営され現在の形となりました。
香春岳の麓にたたずむ閑静なお寺
神宮院
二ノ岳の東の麓に佇む、天台宗の開祖、最澄(伝教大師)が創建したお寺で、境内には樹齢850年以上の大イチョウがあります。また、古くから梅の名所として知られ、春になると多くの梅が咲き誇ります。
境内に入るとすぐ岩の上に石仏が鎮座している見応えのあるお寺
高座石寺
平安時代に建てられた神宮院の近くに建立された六坊(坊=僧の住居)。その六坊の一つが高座石寺です。香春神社古縁起には、弘仁5年(814年)最澄が香春社に詣でた時「後山(香春岳)東腰に方丈の白石あり、大師彼上に坐して7日7夜法華薬草喩品を講じると、千草万木忽ち成長す、これを高座石と号す」と記されています。
英彦山神宮奉幣殿
奉幣殿は英彦山霊仙寺の大講堂として英彦山修験の中心的建造物であった。 現在の建物は元和二年(1616年)小倉藩主の細川忠興によって再建されたものである。 明治四十年(1907年)に国指定重要文化財に指定
大任町の歴史を見守る巨木、樹齢は推定300年から400年。
菅原神社のイチイガシ(県指定天然記念物)
菅原神社のイチイガシは、ブナ科の常緑広葉樹です。葉の裏側に黄褐色の密毛があるのが特徴です。樹高28メートル、胸高直径4メートルほどの大きさで、樹齢400年と推定されています。実はあく抜き無しで食べられることから、縄文時代の昔から食用とされてきました。
北九州エリア
日本武尊の神話も残り、樹齢1900年を超える福岡県指定天然記念物
八劔神社の大イチョウ
福岡県指定天然記念物の八劔神社の大イチョウは雄株の古木で、神社の由緒には、日本武尊(やまとたけるのみこと)が熊襲征伐(くまそせいばつ)の時に立屋敷に立ち寄り、讒言(ざんげん)により都からこの地に逃れてきた砧姫という娘と結ばれて、その証として植えられたものとして記されています。